【COJ】運営の望む環境とは【エラッタ】
新年あけましておめでとうございます。2016年が皆様にとってよいお年になることを心からお祈り申し上げます。
とまぁ、遅れましたが無事いろいろと激動の2015年も終わりまして、再び波乱が起きそうな2016年の到来です。
私の方はと言いますと、今年1/17に福岡市の和白にあるジーカム和白で開催されるCOJ大会に出ようと考えております。JⅡ以下の部に参加すると、昨年の大会で主催者に宣言しちゃったので、そのためにJⅠでAデッキ握っておそらく、いろいろな方に「なんだこいつ」とか「なんだこのデッキ」とか「雑魚じゃねぇか」みたいなことを思われたと思います。
おかげさまで無事、JⅡとして参加できそうです。
そんなことはともかく、今回最新のエラッタ情報です。
上から順番に見ていきましょう。
●聖吹の精シルフ
相手が進化ユニットを召喚した際の効果が変更です。
今まで2体”選んで”行動権消費でしたが、「もうそんな選ぶとか知らねぇ、全員まとめて落とすぜ。」と男前な精霊になりました。加護ユニットも対象となるというくらいでしょうか。
そもそもエラッタがあろうとなかろうと、シルフが出ている状況で進化ユニット出すのはプレミ以外の何物でもない気がします。
正直なぜこのユニットを強化したのかはよくわかりません。他の進化ユニット効果系のユニットと比較すると効果が弱かったとかでしょうかね。
●海王ポセイドン
当然、上方エラッタです。インターセプトではなく、カード2枚という効果に変わります。4CP2枚ドローユニット。使い方によっては使えなくはないかもというところまで修正されたと言っていいでしょう。
●鬼神・スサノオ
常時強制防御のユニットになります。相手の場にBP3000以上のユニットが5体並んでいる状態で召喚し、2回戦闘勝利し、リフレインで1Lvに戻せば貫通強制防御で相手全滅3ライフダメージ確定のユニットになりますね。基本BPダウン効果はやや弱体化されました。
●原初神ガイア
降臨ダメージが5000から7000に上方修正。5000じゃ微妙でしたからまぁ、妥当ですかね。秩序がある以上焼きのインフレも霞んで見えますし。今後からこいつの降臨全焼きで場が焦土と化す可能性もあります。
●フルーレティ
コスト3以下という効果から、一気にコスト5まで跳ね上がった。最大コスト5の悪魔が出てくるとか、もう発狂ですね。暴虐のネビロスが出てきたら思わず天を仰ぐかもしれません。
●フレイヤ
フルーレティ同様、特殊召喚のコスト制限が緩和されました。また追加で相手ターン終了時にコスト1以下の戦士ユニット特殊召喚です。残光の騎士とか出されたら窮地に立たされるかもしれません。
●磯風参式
今回一番変更点が多いユニットかと思います。自身が破壊されたとき侍ドローでしたが、自身以外の侍ユニットが破壊された時へと変更されました。またCPも4から3に下がり、闘士/侍の効果の恩恵を受けた強ユニットへ早変わりです。侍デッキにはぜひとも入れておきたいですね。
●破壊少女シヴァ
言うことないです。これからもよろしく。
●天帝インドラ
明らかにブラフマーを意識した効果に変更されました。CP2以下ライズアンドシャインです。
●統制者ヴィシュヌ
「争いはよくない\(゜A゜)/」「協力しましょう\(゜∀゜)/」が聞けなくなります。違うそこじゃない。
●フラワーアレンジメント
うーん、エクゾディア的な能力を期待したけど、まぁ今後も誰も使わないであろうカードですね。
●雷鎚・ミョルニル
トリーガードローユニットは弱体化される運命なの。これは武身に焦点を合わせたエラッタではないはず。
●シャドウメイジ
はい、今回の最大のエラッタで話題に上がるべきもの。ついにか、とかやっとかといった思いの方が強いが、青使用者はこのエラッタに困惑気味か。青はカード効果を連結させて相手を追い込んでいく性質があるので、シャドウメイジ弱体化はすなわちブラフマー、イザナミの弱体化に他ならない。
ただ、よくよく考えると、特殊召喚で出てきたシャドウメイジの効果でLv3を作られ、イザナミによって破壊されることが何度もできてしまうのはライフゲーへの否定だ。
シヴァケアと同様にイザナミケアというものがある。シヴァケアはユニットを少数にして、シヴァの効果を弱める目的で、イザナミケアはライフダメージを恐れて、である。
イザナミのそれは戦闘の全否定。すなわち間接的なライフダメージということになる。間接ライフダメージというのは、効果によるライフダメージで相手を攻撃するということだ。
まず、黄色以外でこの間接ライフダメージはできるようになっている。ということはご存知の通りだ。
赤はOCライフダメ、緑は貫通、青はイザナミだ。黄色は次元干渉やジャッジメント、毘沙門、ガブリエル、ゴールドクラウンなどが存在するので、この間接ライフダメージ効果を持ってはいない。その中で最大2ライフダメージが獲れるのは青のみだ。そんな青に挑発効果持ち1CPユニットがいて、その補助をしているというのはいったいどういうことなのか。でも、まぁ青だからいいでしょ、という部分もあった。
だが、それは運営によって否定されることになった。
私は主に、ダークテイマーの存在が大きいと考える。本来運営は、戦闘でシャドウメイジが破壊され、Lv3を作り、イザナミで破壊という流れを想定したはずである。ところが、相手ターン中ではなく、自ターン中にシャドウメイジ、ダークテイマー、イザナミという凶悪コンボで相手にライフダメージを与える結果となってしまった。これが運営が今回異例のPRエラッタに踏み切った理由だろう。
運営は互いに並べあい、ユニット同士の効果をぶつけあう、そんな環境を望んでいるのではないでしょうか。戦闘を否定し、場から排除する青とは相いれないのかもしれません。
今回のエラッタについてはこれで以上となります。