Dead*Oceans*Bottom

死海の底へは潜れば辿り着けるのか。世知辛い世の中に塩辛い記事を。

【COJ】消滅効果について考える【考察】

先月31日、七隈大会に参加させていただきありがとうございました。SeaKeyです。

生放送を見てくださった方はご存知の通りですが紅白戦初戦に、タングステンさんの亜竜S(100)デッキに翻弄されました。

ざっくり言うと、舞姫BVS亜竜S。居並ぶ高BPを処理できず舞姫は機能不全。しかしリンリンがいる以上亜竜側も気軽にはアタックできない。そんな試合。

勝敗の分かれたラウンド9後攻、5-5で相手の場にはプロメテウス含め3体と露骨な白伏せ。

トップでフランプラン引いたので、プロメテ起爆させよう!という作戦を思い付き、わざと殴って5-4、絶対者からプロメテ起爆、相手の場に2体。こっちはフラン召喚でターンエンド。

作戦としては、相手に進化ユニットがいない前提でフランプランがいれば1体しか殴れない(4-3で勝利)、仮に進化ユニットが出てきたとしても、フランで防御もしくは、次ターンでアタックできるならスルーでもいい。というものでした。

だが、タングステンさん目線だと、フラン放置で勝てないことは自明。当然フランの破壊を試みるだろうということで、私のトリガーゾーンには巫女の護り手が2枚。思惑通りシヴァOCからフラン破壊。相手2体破壊。あとは進化が無いのを祈るだけ。

で同点勝利でした。

で、プロメテウスといえば、OCで相手全体消滅ですよね。今日は、消滅について話したいと思います。(壮大な前振り)

COJにおける消滅の概念とは何でしょうか。

ケルピーの効果では「デッキから除外する」効果という印象でした。黄色インセプが出始めると、「破壊とは別の除去」や「捨札から回収させない」などといったものに変容しました。

ここまでは特にデメリットも薄く、メリットもそれなり、な平凡な効果であったのは確かです。自分のカードを消滅させて何かを為す行為はデメリットとして扱われ強い効果として働くのもおかしいとは思わなかったわけです。

ところが、ダークプリーストというユニットが突如姿を現し、この消滅の概念を180度変えてしまいました。(神札再生は無視します)

「デッキから除外する」⇒「もう一つの透けたデッキに移す」

「破壊とは別の除去」⇒「破壊より強い除去」

「捨札から回収させない」⇒「捨札より回収しやすい」

もはや、自分のカードを消滅させる行為にデメリットなんて存在しないわけです。では、今までデメリット効果ゆえに、強い効果を持っていたカードはどうなるか。さらに強くなって皆が使うようになりました。そうです。選ばれし者です。

私はダークプリーストはエラッタされるべきユニットだと考えます。3CP6000ユニットが、消滅カードを選んで回収?運営は馬鹿じゃなかろうか。1枚選ぶといえば、SRトリガー魔法石がありますね。トリガーだから0CPです。ダークプリーストは3CPだから問題ないはず?これも安直すぎて溜息が出る。

魔法石はユニット1体の召喚と手札1枚を捨てることで1枚選んで持ってくるカードだ。その存在は強いが、実質カード3枚を使って1枚を持ってくるSRカードなわけだ

もう一度言う手札を3枚使って、1枚持ってくるSRの超強い効果だ。しかも使えるのは手札にユニット1枚、魔法石1枚、カード1枚があるときのみだ。(ドロー効果は省く)

では問題のダークプリーストはどうだろうか。

1枚ダークプリーストがあれば使える。しかも、だ。手札の犠牲なしで選べるというのだから、それはもうダークプリーストはSRユニットですよね。え?違う?UC?なんでそんな強い効果をUCに持たせるの?運営はお馬鹿なの?

あ、そういえばトリガードローユニットで3CPのRユニットがいましたね。エラッタでBP5000に抑えられちゃったかわいそうなRユニットが。今じゃオリジナリティポイントさえついちゃって、同色同族3CPUCユニットにBP、効果ともに越されたユニットの名前なんでしたっけ?確か、魔法石ひいちゃうからエラッタでしたよね?魔法石より強い効果持ってるUCユニットは放置で、魔法石には敏感になっちゃう運営は本当にこのゲームやってるんでしょうか。

UCという部分を考えて、以下の効果が妥当だと提唱します。

「ダークプリースト」

CP5

6000-7000-8000

【加護】

このユニットがフィールドに出た時、あなたはフィールドにいるユニットを1体選ぶ。そうした場合、そのユニットを破壊し、捨札にある消滅しているカードを1選んで手札に加え、あなたのCPを+2する。